整形に失敗したら!?相談する機関や整形の注意点をご紹介!

美容整形に失敗してしまったら、どうされますか?施術を受けたところに相談しても「失敗ではない」と言われてしまうこともあるでしょう。その場合、他の機関に相談することが考えられます。整形の失敗を相談する機関はあるのでしょうか。

これから、整形が失敗した時の対処方法、整形を受ける時の注意点についてご紹介します。

整形の相談数とは?

「PIO-NET」に登録された美容整形の相談数は、2012年は1789件でした。

2014年に2500件まで増えましたが、2015年~2017年は2000件前後です。美容整形の需要は高まっていて、大規模な整形だけでなく部分的な整形も増えています。

つまり、施術の回数が増えたため、失敗による相談は2012年頃よりも増えているのです。

一方で、整形の技術は進歩していて、以前よりも成功しやすくなりました。よって、相談件数は2000件前後で横ばいになっています。この調査の対象になっているのは、美容向上を目的にした、医療脱毛や脂肪吸引・豊胸手術・二重まぶた手術・包茎手術・審美歯科です。

また、毎年400件前後の人が危害を受けたとして相談しています。

整形に失敗した時の相談機関とは?

整形に失敗したと思った時は、最初に施術した医療機関へ相談します。その時、明らかに病院側のミスと判断した場合は、再整形や慰謝料の支払いなどで対処されるでしょう。しかし、多くは失敗を認めません。また、医師は成功したと思っていても、患者側は「予想と違った」と主張することもあり、話し合いで解決しない時もあります。

その場合、「消費生活センター」「消費者ホットライン」「医療安全支援センター」へ相談するといいでしょう。消費生活センターとは、地方公共団体が相談業務をするために運営していて、全国で500ヶ所以上のセンターがあります。

体制や規模は自治体によって異なりますが、整形の失敗に関する相談も受けてくれるでしょう。消費生活における相談を受け、アドバイスや情報提供・あっせんなどをしています。原則として相談できるのは、その自治体に住んでいる人や働いている人です。

整形の失敗相談では、施術をした病院名と医師名・日付・手術前後の状況などをまとめておくといいでしょう。しかし、消費生活センターに相談したことで、全て解決するとは限りません。アドバイスを参考にして、その後の対処方法を考えることはできますが、センターの職員が解決してくれることはないので注意しましょう。

もし、法的に違反していることが分かれば、関係省庁や事業者に情報提供することもあります。消費生活センターに相談した情報は、悪質な事例の調査や公表などで、トラブルや被害の未然防止・拡大防止に役立てているのです。

消費者ホットラインの「188(いやや!)」は、消費生活相談窓口を案内する電話番号です。全国共通のため、気になることがあれば「188番」に電話することで案内してもらえます。医療安全支援センターは、医療法第6条13の規定によって、都道府県や保健所に設置されている相談窓口です。

全国で380ヶ所以上設置され、医療関連の相談を中心に行っています。

具体的な相談例を紹介

整形相談の具体例をご紹介します。一つ目が、口元のしわ改善手術を受けた人です。しわを改善する予定が、頬に窪みができてしまいました。よって、見た目を若返らせるつもりが、さらに衰えてしまったのです。保証期間は1年と聞いていましたが、「この窪みを治すことはできないため、保証内容にはなりません」と言われたそうです。

窪みを治せないならと返金を求めましたが、病院側は拒否をしたため消費者生活センターに相談しました。二つ目は、美容クリニックで二重まぶた手術をしたところ、二重の幅が納得できない人の話です。事前の説明では、自然に見える二重を希望していましたが、整形したことがわかるぐらい不自然な二重の幅になってしまいました。

また、目の周りに痣のような内出血ができ、何日で消えると言われた期間を過ぎても残っています。痣がずっと残ってしまうのではないかと心配です。クリニックにやり直しもしくは返金を求めましたが、拒否されたため相談しました。

整形の失敗で裁判をするのは難しい?

整形を失敗したことで、裁判をするのは難しいとされています。なぜなら、整形は美容目的で行うことが多く、患者自身の意志で行ったと判断されるからです。また、裁判で自分自身の整形について争いたくない・見られたくないなどの恥じらいもあります。

施術前と後の写真提出、美容整形の目的やコンプレックスなどを話さなくてはならず、大変になるでしょう。よって、提訴しにくいのです。しかし、実際に裁判を起こして勝訴した例もあります。勝訴した例では、医師による説明義務違反がありました。

困難になることが予想できたのに、それを説明しないで施術をしてしまったのです。結果的に手術代と慰謝料を合わせた650万円前後が支払われました。

整形の失敗リスクを避けるためには?

整形の失敗リスクを避けるためには、しっかりとカウンセリングを受けることです。カウンセリングに時間をかけてくれる病院や医師は信頼できるでしょう。コンプレックスを話してから、どのようにしたらいいかを助言・提案してくれる病院が望ましいです。

また、術後の予想図を示してくれるところもいいでしょう。最近では、コンピューターなどを利用して、術後の予想図をみせてくれる病院もあります。それを利用すれば、医師と患者のどちらもイメージがつきやすく、失敗のリスクを下げることができるのです。

カウンセリングや説明・契約をした時の医師が、施術する医師と同じ人かも確認しておくといいでしょう。説明や契約までは経験豊富な医師が担当し、他の人が施術する場合もあります。しかし、それらは失敗のリスクを高めるものです。

経験の浅い人が担当したり、医師と患者のイメージが異なったりすることもあります。即日契約しようとする時やアフターフォローが少ない病院も、注意が必要です。実績がある病院や施術が丁寧な医師は、カウンセリングなどでお互いが納得してから契約をしています。

また、メリットだけ話している場合も注意しましょう。整形のデメリットや注意点の説明がないと、術後のトラブルに繋がってしまいます。

参照元>他院修正東京